初心者Kの雑記

このブログは雑記なため,不適切な表現や間違った情報等が盛りだくさんな可能性があることをご了承下さい。

リアディレイラーの調整(ギヤが変わらない,もしくは脱落する時)

更新が滞っていましたね。

ネタがないわけじゃないんですけど,暇がなくて・・・・。

 

さて,またまたロードバイクのリアディレイラーの調整です。

いつぞやの記事でアジャスターボルトというのを弄くってワイヤーをゆるめたり張ったりする方法を紹介しましたね。

 

今回はそれのちょっとめんどくさい版です。

めんどくさいけどKはこの方法で調整せざるを得なかったので,ついでに紹介しておきます。

あ,この記事画像を大量に使うと思うのでお気をつけ下さい。

 

 

まず,Kのロードバイクの身に何が起きていたのか

結果だけ言うと,リアのギヤが8速以下に下がらなくなっていました。つまり9~11速でしか走れない状態でした。

何が困るって坂を登るのが辛い。

9~11速って言うとアレですよ,基本的にはフロントをアウターギヤ(重い方)に入れておかないとチェーンやらなんやらに負担がかかって良くないんだそうです。

 

しかし8速以下に下がらないんだから仕方がない。

 

そして今月Kは白猫大江戸温泉物語に凸しているのでお金がない(自業自得)。

 

諦めてこの状態で乗り続けるか自分で直すしか無い。

 

ならばブログのネタにもなるし,折角だから自分で直してしまおうではないかと。

Kの個人的見解ですけど,この世のものってのは部品さえ死んでなきゃ概ね自分でなんとかなるんですよ(そんなことはない)。

 

 

ディレイラーの役割と症状の説明

直りゃ理屈なんていいんだよって方は本題まで読み飛ばしてしまって構いません。

 

今回はリアディレイラーが8速以下に変速できないという症状です。

では何故変速できないのか。

理由は単純で,リアディレイラーのロー側のリミットが9速のところにいやがるからです。

何言ってんのかわかんないですね。

 

リアディレイラー簡単に言うとプーリー(クランクとは別についてる左右に動くちっちゃい歯車みたいな奴)がチェーンを誘導することでギヤを変えてます。

なのでプーリーが動かないとギヤは変わらないです。

しかし,クランク(歯車)がないところまでプーリーが動いてしまったら

チェーンはクランクのないところに誘導されて脱落してしまいますね。

そのため,ディレイラーをロードバイクに取り付ける際に,プーリーはここからここまで動いていいよというリミットを決めておきます。

このリミットが1速と11速のクランクにしっかり合っていればチェーンが脱落すること無く変速が行えるわけです。

 

これらを踏まえてもう一度考えてみましょう。

何故8速以下に変速できないのか。

それはプーリーの動きが9速のクランクの位置までしか動かないようになっていたからなんだと理解できると思います。

それなら直すためにはプーリーのリミットを正しい位置に変えてやればおkというわけですね。

 

別サイトさんからわかりやすい画像を見つけたので転載します。

左が正常な状態。今回Kのロードバイクは右の更に悪化したバージョンみたいな感じだったわけです。

 

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本題

それでは実際に直していきましょう。

必要な物

ドライバー,アーレンキー,必要に応じてラジオペンチ

です。

サイズとかはなんか,適当にちょうどいいやつを用意して下さい(投げやり)

 

リアディレイラーには写真のように2つのネジがあります。(多分もっとあるけど)

今回はロー側のリミットを変更するので青い丸で囲んである方を弄くります。

はトップ側のリミットを変更する時に使います。

黄色で囲んであるのは以前紹介したアジャスターボルトですね。今回は特に使いませんでした。

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青い丸のネジを緩めるとカッチカチだったプーリーが手で押せば奥(ロー側)に動かせるようになります。

写真を参考に,プーリーを奥に押し込みます。

限界まで押し込んだ時にちょうど1速のクランクの真下になるように青い丸のネジで調整します。緩めるとより奥まで動くようになり,締めると動かせる限界が手前になります。説明しづらいですが,多分やってみればわかります。

ちなみにチェーンはあらかじめ1速のクランクに引っ掛けておくとやりやすいです。

 

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↑ここを押し込んで

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 ↑更に奥に押し込むと

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↑最終的にこうなる (わかりづらっ)

 

 

ネジで調節できたら,ドライバーはお役御免。

現在1速の方にプーリーを動かすと,ワイヤーがダルンダルンになってると思います。

1速(ロー側)は本来ワイヤーが最も張られている状態でないといけないので,ワイヤーの張りを調節していきます。

アーレンキーでワイヤーを固定してるボルト(写真赤丸)を緩めます。

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ワイヤーを手で引っ張れるくらいまでボルトを緩めたら,1速のところまでプーリーを押し込みながらワイヤーを出来る限り引っ張って(写真矢印方向に),ボルトを締めます。

踏ん張りどころですね。ちなみに難しい場合はラジオペンチを使用するといいです。

 

ボルトを締めて、両手をディレイラーから完全に話した時にプーリーが1速の真下(リミットの場所)にいれば成功です。

いない場合ワイヤーの張りが弱いかリミットの位置が悪いので再度調節して下さい。

 

 

いかがでしたでしょうか。

多分分かりづらかったと思いますが,とりあえずやってみればわかってくると思います。

間違えても部品が壊れさえしなければ自転車屋に持っていけば多分直してもらえます。保証はできませんが。

どうせお金払って直してもらうんだから自分でやってみてから持って行っても変わらないと思いますがどうでしょう?

 

そうそう,今回説明した方法はもしかしたらどこか間違ってるかもしれません。

ネットの情報は全てが正解だなんてことはないので,いろんなサイトも見比べて試行錯誤してみることをおすすめします。

 

質問等あれば答えられる範囲で答えますので,コメントにお願いします。

 

 

それではまた別の記事で。

 

                                      K